[ 2009/04/07 ]
水虫は、カビの1種である白癬菌が手や足などに感染した病気です。一般に春先から夏にかけて発症し、水ほう(小さな水ぶくれ)やかゆみ、皮がむけるなどの症状が表れれます。 白癬菌の感染部位の違いによって病名が変わり、足や手は水虫、頭はしらくも、顔や胸・背中などはぜにたむし、股部はいんきんたむしと呼ばれます。 又、掌せき膿ほう症、汗ほう性湿疹、接触性皮膚炎など水虫と間違えやすい皮膚疾患もあり、注意があります。
OTC薬に含まれる主な成分 1、抗白癬菌成分 : ミコナゾール、テルビナフィン、ブテナフィン等 白癬菌を殺菌します。 2、鎮痒成分 : クロタミン等 痒みを抑えます 3、局所麻酔成分: リドカイン、ジブカイン等 知覚神経を麻痺させて痒みを抑えます。 4、抗炎症成分 :グリチルレチン酸、グリチルリチン酸二カリウム等 炎症を抑えます。
主な水虫のタイプと適した剤形 し間型 指の間がふやけたり、白く粉を吹いた様になります ジュクジュク:軟膏、クリーム パウダースプレー カサカサ:液、ゲル、スプレー 小水ほう型 足の裏に水ほうが、強い痒みがあります 破裂してない水ほう:液、ゲル 破裂した水ほう;軟膏、クリーム スプレー 角質増殖型 足の裏の皮膚全体が厚く固くなります 軟膏、クリーム |