[ 2009/05/25 ]
人間は生きる上で、様々な栄養素を必要とします。中でも、5大栄養素は健康な身体を維持する為に最低限必要になる栄養素。気になる症状に合わせて摂 取していく機能性の栄養素も大切ですが、5大栄養素が不足していたり、バランスが取れていないと効果は半減してしまいます。健康の為にまずはこの基礎栄養 素を見直してみましょう。 5大栄養素 炭水化物 砂糖などの甘い物の他、ご飯や芋類に含まれるでんぷんも糖質。主に身体や脳のエネルギーとして使われます。特に脳は糖(ブドウ糖)だけが唯一のエネルギー源です。 脂質 人間が活動する為のエネルギーとなる成分。様々なホルモンの材料にもなります。同じ油でも種類は様々で働きも異なる為、摂取する油のバランスも重要視され始めています。 たんぱく質 人間の身体の約20%はたんぱく質。皮膚や筋肉、髪の毛、臓器などを構成する他、様々な代謝活動に使われたり、免疫力の維持、体温調整など、様々な働きに関わっています。 ミネラル 自然界に存在している無機質で、人間の身体では30種類近いミネラルを必要としています。必要量は微量ですが、代謝活動やホルモン合成など様々な生理作用に使われています。 ビタミン ミネラル同様に必要量は微量ながら、代謝活動に不可欠で身体の中で合成する事が出来ない物質がビタミン。現在までに13種類のビタミンが発見されています。 +食物繊維 消化・吸収されない食物繊維は厳密に言えば、栄養素ではありません。しかし、善玉菌のエサになったり、老廃物の排泄を行うなど、腸の健康に欠かせない物質。その為5大栄養素に食物繊維を加えて6大栄養素と呼ぶ事もあります。 |