[ 2010/11/17 ]
★味覚障害
味覚異常は現代病のひとつ。その約7割が亜鉛欠乏によるものでした。 ![]() 味覚障害は、高齢者によく見られる症状です。しかし、最近では、若い人達にも急激に増えています。コンビ二等で、食べたい物だけを食べ、空腹を紛ら わす。よりスリムな体系をめざして、過激なダイエットに挑む・・・・。こんな無謀な生活が、体内に必須の微量元素、亜鉛の欠乏を生んでいるのです。 味覚症状の症状や訴えは様々、臨床でよく見られる特徴は・・・・。 症状 1、食べ物の味が薄くなった・・・・・・・・・味覚減退 2、味がまったく分からなくなった・・・・・・味覚消失 3、口の中に何もないのに、いつも味がする・・自発性異常味覚(味質:苦味、渋味、塩味) 特異な訴え 1、ある特定の1,2の味質だけが、分からない(特に甘味)・・・・・・解離性味覚障害 2、ある食物や飲物の味が、本来の味と異なる(しょうゆの味が苦いと感じる)・・・異味性 3、食べ物が、表現できない嫌な味になる・・・・・悪味性 合併症 1、舌に何らかの肉眼的所見がないのに・・・・・ 2、舌(多くは舌先か舌縁)に灼熱感、ピリピリ感、チリチリ感などの違和感がある 3、口内乾燥、舌の色調の変化、臭覚異常などがある |