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★花粉症の対策

花粉症のメカニズム

  私達の体は、異物「抗原」が侵入すると、これと反応する物質IgE抗体を作る仕組みがあります。 花粉から溶け出した抗原が、鼻の粘膜にある肥満細胞の表面に付着しているIgE抗体と結合すると、肥満 細胞から化学物質が分泌され、これがくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、異物感、などの症状を引き起こすのです。

 1、花粉が喉や鼻から入ってくる 

 2、リンパ球が花粉を侵入者と認識する

 3、リンパ球がIgE抗体を作る

 4、IgE抗体が肥満細胞にくっつく

 5、再び花粉が侵入 

 6、化学物質「ヒスタミンなど」が分泌される

花粉症の様々な抗原

  日本・・・・・60種類の植物により花粉症を引き起こす

       スギ→1・2・3・4・5月

       ヒノキ→1・2・3・4・5・6月

       カモガヤ→3・4・5・6・7・8・9・10・11月

       ブタグサ・ヨモギ・カナムグラ→8・9・10月

花粉症症状チェック

  くしゃみ・・・・連続して起こり回数が多い       くしゃみ・鼻汁型

  はなみず・・・・サラサラでいくらかんでも出てきます     くしゃみ・鼻汁型

  鼻づまり・・・・両方の鼻が完全につまり、鼻で息が出来ない      鼻閉型

  目の症状・・・・涙がポロポロ出て、強いかゆみ、充血が起こる。

花粉の飛散シーズンを乗り切るために

   薬物療法

      初期療法・・・・・・・花粉が飛び始める2週間前からアレルギー性鼻炎治療薬を服用すること

                 で、軽減できる

                  発症を遅らせる事が出来る、飛散量の多い時期の症状を軽く出来る

                  併用する薬の量や回数を少なく出来る

           初期→ 第2世代抗ヒスタミン薬・・・・アレルギー性鼻炎治療薬

           症状が重い→点鼻薬+抗ヒスタミン薬

    導入療法 ・・・・・・強い症状をまず和らげましょう

                症状が強くなって始める治療・・・・・・第2世代抗ヒスタミン薬

                                  経口ステロイド薬、局所ステロイド薬 点鼻薬 

   維持療法・・・・・・症状が軽くなってからも薬の服用を続けましょう

             アレルギー性治療薬、局所ステロイド薬・点鼻薬 

   減感作療法・・・・・抗原「花粉」を除々に増やしながら、注射してアレルギー反応を弱める方法で

             2〜3年かかる。

  手術療法・・・・・・鼻の粘膜の一部を切除して頑固な鼻づまりを解消する方法

日常生活の注意点         

  室内でのポイント     外に干した洗濯物は花粉を良く落とす

                  飛散の多い時は窓や戸を閉めておく

                  規則正しい生活を心がけ、ストレスをためない

                  帰宅後は、必ず手洗いやうがいを励行

 室外でのポイント      花粉が多い日の外出はなるべく避ける

                  外出時、ウールなどのコートは避ける

                  外出時には、マスクや眼鏡、帽子を着用

                  衣服・ペットなどに付着した花粉を室内に持ち込まない