うつ病とは・・・・・

　　気分がひどく落ち込んだり、何事にも興味をもてなくなったりして強い苦痛を感じ、

　　日常生活に支障が現れるまでになった状態です。

A.精神症状

　　抑うつ気分　　　　興味や喜びの喪失　　　　　

　　　気分の低下、疲労感、倦怠感、精神運動性の変化、思考力、集中力の低下

　　　決断困難、無価値感、罪責感、自殺念慮、自殺企図、妄想

B,身体症状

　　　睡眠障害、食欲の低下、体重の減少、全身倦怠感、動悸、息切れ、発汗

　　　頭痛、頭重、腹痛、腰痛、性欲の低下、口渇、便秘、下痢、悪心、嘔吐

　　うつ病の分類

　大うつ病性障害

　　　　気分障害の中で最も頻度が高い、１回以上の大うつ病エピソードの存在により

　　　　特徴づけられる病態である。

　気分変調性障害

　　　　大うつ病性障害ほど重くないうつ状態が慢性に経過する。

　　　　少なくとも２年間、抑うつ気分が存在する日の方が存在しないよりも多く、さらに

　　　　大うつ病エピソードの基準を満たさない抑うつ症状を伴うことで特徴づけられる病態

　　　　である。

１、女性のうつ病

　　　　産後の抑うつ、産後うつ病、月経前不快気分障害、更年期のうつ病

２、高齢者のうつ病

３、介護者のうつ病

　うつ病との識別が必要な主な精神疾患

　　不安障害

　　　　　　パニック障害

　　　　　　社会不安障害

　　　　　　強迫性障害

　　統合失調症

　　統合失調感情障害

　パーソナリティ障害

　治療関係の構築

　　　１、十分に話を聞くこと

　　　２、十分な病気の説明

　　　３、治療方針の説明

　　　４、経過に即した心理教育