[ 2011/05/07 ]
★腸管出血性大腸菌、0157・026・0111とは・・・・
1、腸管出血性大腸菌とは・・・ 大腸菌は、人や家畜の腸内に存在して、殆どのものは無害ですが、いくつかのものは、人に 下痢などの消化器症状や合併症を起こす事があり、病原性大腸菌と呼ばれています。この中で 特に毒力の強いベロ毒素を産生して、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群を起こすものを、腸 管出血性大腸菌と言います。0157、026,0111,0128があります。 2、感染経路・・・ 菌に汚染された食品、飲料水からの感染・患者や保菌者 食品・・・・牛生肉、野菜 3、症状・・・ 半数・・・・・・・全く症状なし、軽度の下痢 半数・・・・・・・・水溶性の下痢、 激しい腹痛、大量の鮮血を伴う下痢 血小板減少、貧血、腎機能障→死 4、特徴・・・・ A、通常より少ない菌数でも発症する B,潜伏期間は2〜9日と長い C,感染力は強く、わずかの菌数でも感染し、人から人へ広がります。 O157・・・・糞、便を介す、トイレのドアのノブ、オムツの取り扱い D 熱、市販の消毒液に弱い、75℃1分の加熱で死滅。 逆性石鹸(塩化ベンザルコニウム)やアルコール 5、予防・・・・ A, 良く手を洗いましょう B, 調理器具は清潔にしましょう C, 肉類など汚染が心配されるものは十分に加熱しましょう。
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