[ 2011/07/01 ]
★ひた走る日本の少産多死化傾向
「長寿」というくらいですから、長生きすることはとても喜ばしいことです。 ただ、平均寿命の延びはそろそろ限界だと言われています。 そのため、今後は天寿を全うして死亡する人が増加する「多死化」という現象が常態化してきます。 2010年、死亡→26秒、出生→29秒で3秒の開きがあり、人口減少に歯止めがかからないわけです。 日本人の人口ピークは、1億2000万人超です。 2100年頃、4500万人切るそうです。 明治時代末期の人口水準に戻る。毎年、1つの県がなくなっていく計算(徳島81万人、高知80万人、島根74万人) 1.37の水準にある合計特殊出生率2.07まで引き上げられている。 出生率は、「上昇に転じたものの、少子化傾向は今後とも続くと見られる」 人口増加や中程度以上の経済成長を前提として出来上がった社会保障制度は改良しなければ、 もたないでしょう。 |