同じ病気の人に同じ薬を使っても効く人と効かない人がいる。

ただ、効かないだけなら良いが、副作用が強く出て、効果がほとんど見られないとなれば、患者にとって

は、苦痛のみが残る。

関心を集めているのが、「個別化医療」。「オーダーメイド医療」「テーラーメイド医療」とも呼ばれる。

遺伝子情報に基づき、１人１人の患者に合った治療法を提供する事。

抗がん剤　　たんぱく質を標的にした「分子標的薬」　　この薬はどんなタイプのがんに効くかが

　　　　　　　　遺伝子レベルでわかってきた。

　　　　　　　　乳がん　　トラスツズマﾌﾟ、ラパチニブ　→　　HER２陽性の人

　　　　　　　　白血病　　イマチニブ　→　フｲラデルフｲア染色体を持っている人

　　　　　　　　　　　効く人だけに投与

　　　　　　　がん性疼痛　　オピオイド鎮痛薬　　　個人差　　　遺伝的要因

　　　　　　　遺伝情報　　　　病気の原因解明　　　　新しい薬、治療法の開発

　　　　　　　最新の研究成果　　　肺がん発症　　　新たな遺伝子

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２型糖尿病　　　　２カ所の遺伝子領域

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ケロイドの発症　　　４つの遺伝領域

　　　　　　遺伝情報は究極の個人情報　　　個別化医療に欠かせない情報