[ 2011/07/8 ]
★睡眠障害
睡眠の基礎 人の生体リズムには、他の多くの動物と同様、約25時間の周期(概日リズム)があるが、視交叉上核が 外からの光信号によって、1日1時間の外部環境とのずれを調節し、正常な睡眠、覚醒リズムを作り出 している。 この体内時計機構の2つが状況に応じて相互の関連しながら、睡眠の質、量、タイミングを調整して いる。 睡眠覚醒調節の神経機構に関しては、覚醒時にはノルアドレナリン作動性、セロトニン作動性、アセチル コリン作動性、ヒスタミン作動性の各ニューロタンで形成された覚醒系が、睡眠時には腹外側視索前野か ら覚醒系を抑制する睡眠調整系が働いている。 |