[ 2011/07/28 ]
★月経困難症
月経困難症は、月経開始直前から月経中に下腹部痛、腹痛、腹部膨張感、嘔気、頭痛などの症状が 強く出現して、日常生活に支障をきたす病態です。 機能性(原発性)月経困難症 特徴 器質的疾患を伴わない月経困難症である 子宮内膜で多量のプロスタグランジン(PG)が産出され、PGにより子宮平滑筋が 過度に収縮することが原因と考えられる。 治療法 NSAIDsやエストロゲン・プロゲストーゲン配合剤などが用いられる
器質性(続発性)月経困難症 特徴 子宮内膜症、子宮線筋症、子宮筋腫などが原因となって発症する 治療法 原因疾患の治療を行い、対症療法として、機能性月経困難症に準じて治療が行う
|