[ 2011/08/02 ]
アンジオテンシンU受容体(ARB)+サイアザイド系利尿薬(ヒドロクロロチアジド:HCTZ) 高血圧治療 単剤で降圧目標値が達成出来ない場合、平均で2~3剤の治療薬を併用 服薬継続率の低さ・・・・・配合剤の開発 ARB ロサルタン+ サイアザイド系利尿薬 ヒドロクロロチアジド プレミネント ARB バルサルタン + HCTZを配合 コデイオ カンデサルタン +HCTZを配合 エカード テルミサルタン + HCTZ を配合 ミコンビ
HCTZ レニンアンジオテンシン系が賦活化 ARBの降圧効果増強 ARB 血清K値上昇 HCTZ 血清K値低下 相殺される ARBの降圧薬には、少量の利尿薬を併用する→ 十分な降圧効果 尿酸値上昇、電解質に及ぼす影響軽減 食塩摂取が多い、食塩感受性が亢進 日本人高血圧症患者に向いている 脳、心、腎の合併症を有す患者に好適応
糖尿病を合併する高血圧の治療計画 治療開始血圧 130/80mmHg以上 ↓ 生活習慣の修正・血糖管理と同時に薬物療法 ↓ 第一選択薬:AGE阻害薬 ARB ↓ 効果不十分 ↓ 用量増加 Ca拮抗薬、利尿薬併用 ↓ 効果不十分 ↓ 3剤併用:ACE阻害薬、Ca拮抗薬、利尿薬 ↓ 降圧目標 130/80mmHg未満
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