[ 2011/08/10 ]
★爪白癬
「爪の水虫」である爪白癬の存在が認識されるようになりました。 菌の感染により、痛み、痒みを生じる事はない。指趾の先端に存在して患者さんのQOLの低下 をもたらす。 以前は、副作用の為に治療の完遂率が低く、極めて難治性の疾患であった爪白癬も新しい薬剤に より高い確率で治癒が得られる様になった。 足の皮膚に感染した白癬菌が爪の周囲から連続的に爪甲下の角質へ侵入すると爪白癬となり、爪 甲下角質の増殖と爪甲の変色、変形を引き起こす。 40歳以上の8人に1人が羅患しており、加齢とともに羅患率も高くなる。 皮膚の老化、乾燥による易感染性、局所的・全身的な免疫力の低下の関与しています。
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