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★小児の生理機能

小児は成人のミニチュアではなくて、さらにその成長機能は成長段階にあるため、薬物動態や薬剤感受

性は年齢に伴って大きく変化します。

例えば、体水分量比率は新生児が最も高く、年齢を経るに従って徐々に減少し、思春期になると成人と

ほぼ一緒になります。

一方、体脂肪率は新生児、乳児で最も低く、その後、徐々に高くなって、月齢6〜8ヶ月位でピークを迎え

その後再び低くなり、男女差が大きくなっていきます。

つまり、新生児や乳児は、対水分量比率が高く体脂肪率は低い為、水溶性薬物の有効血中濃度を得る

には、成人より体重あたりの投与量を増やす必要が生じます。

また、小児科領域における服薬指導の相手は、保護者だけでなく患児も対象となりますので、患児の年

齢や理解度を考慮した、きめ細やかな服薬指導が必要となるのです。