[ 2011/09/22 ]
★パーキンソン病は多系統変性疾患
静止時振戦、強剛、無動、姿勢反射障害が4大症状とされている。 片側の上肢、または下肢から発症し、病気の進行と共に症状は対にも及びます。 症状が、片側から対側に広がるのに通常1年から数年を要し、症状の左右差は進行 してからも、維持される事が多いとされています。 また、初発症状は振戦が最も多く、次に無動が多いとされています。 パーキンソン病の進行は緩徐ですが、振戦で発症すると進行が遅く、 無動で発症すると進行が遅い傾向があります。
静止時振戦 毎秒4〜6回の頻度で規則的に震える現象
強剛 外から加わった力で筋肉を伸ばそうとすると筋肉の 収縮が起きて抵抗が感じられる現象
無動 動作の開始に時間がかかり、また、動作が遅くなる現象
姿勢反射障害 押されたり躓いた時などに、バランスを取るのが難しく なり、転びやすくなる現象
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