[ 2011/09/27 ]
★パーキンソン病は脳内のドパミンの減少により発症
病因は不明、黒質線条体ドパミン作動性神経の変性ならびにアルファシヌクレニンを主成分とする 封入体であるレヴイ小体の出現を特徴とします。 ドパミンが著しく減少する事で発症すると考えられており、パーキンソン病における神経細胞の変性は 中枢神経系の様々な部位の他、末梢の自律神経にも存在し、非運動症状の発症のも影響すると考えら れています。
発症機序 1、神経終末がある線条体のドパミンが著しく減少する 2、ドパミンはアセチルコリン作動性神経に対して抑制的に作用している アセチルコリンの作用が相対的に優位となる 3、ドパミンはGABA作動性神経に対して抑制的に、また、アセチルコリンはGABA作動性神経に 対して興奮的に作用している 4、病状が進行するとドパミンからノルアドレナリンを合成する酵素の活性化が低下する為、 橋の青斑核でノルアドレナリンが不足する。すくみ足などの症状の発現に起因 |