[ 2012/03/02 ]
のどがよく渇く
のどが渇くということ からだの水分が不足すると、のどが渇きます。健常な人でも、1日中水分を摂らなければ 血液が濃くなり、「喉が渇いた」というサインが出ます。これは、血液の液体成分である血漿の 浸透性が上昇するからです。ですから、「喉が渇いた」というサインを出して、水分を摂らせようと します。ただ、入るほうを増やすのみでなく、水分の出るほうを逆に抑えようとします。主に 脳下垂体ー副腎系のホルモンの影響で、腎臓での水分の再吸収を増やすのです。
血液の濾過 血液は腎臓で濾過され、いわゆる老廃物と余分な水分が尿として体外に排出されます。 腎臓の糸球体がフィルターです。血液が糸球体がフィルターです。血液が糸球体で濾過されると、 水溶性の老廃物と水分が源尿となって尿細管に排出されます。尿細管では、体に不要なものを 追加排出するとともに、血液に戻したい水分を現尿から再吸収します。濃縮された原尿が尿と なって腎臓から尿細管を経て、膀胱で蓄積されて、尿道から体外に排出されます。 |