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市中肺炎の薬

市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症する肺炎のことで、咳、痰、胸痛、呼吸困難な

どの局所症状と、発熱や全身倦怠感などの全身症状で急性に発症します。

薬物療法は抗菌薬投与が中心となります。

 

市中肺炎のくすり

肺炎の原因となっている微生物に効く抗菌薬が処方されます。

肺炎球菌やインフルエンザ桿菌が主体で、これらにはペニシリン系やセフェム系が有効です。

最近より少し小さいマイコプラズマやクラミジアなどによる肺炎は否定型肺炎と呼び、ペニシリン系

セフェム系は効かない為、ニューキノロン系やマクロライド系、テトラサイクリン系が処方されます。

 

ペニシリン系

  アモキシシリン、 クラブラン酸スルバクタム、アンピシリン

  まれに 発疹、血圧低下、呼吸困難などアナフィラキシーを起こす

 

セフェム系

  セフォタキシム セフトリアキソン

    まれに 発疹、血圧低下、呼吸困難などアナフィラキシーを起こす

 

二ューキノロン系

  ガレイキサシン  ガモシフロキサシン  レボフロキサシン

  妊婦、小児には使用を避ける

  解熱鎮痛薬との併用に注意する

  否定型肺炎にも有効

 

マクロライド系

  アジスロマイシン  クラリスロマイシン

  吐き気や胃痛などの胃腸障害が出やすい

 否定型肺炎も有効

 

 

テトラサイクリン系

  ドキシサイクリン  ミノサイクリン

  妊婦、8歳以下の小児には使用できない

  否定型肺炎にも有効

  ミノサイクリンはめまい感が出ることがある