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ビタミンD3外用薬の適正使用

活性型ビタミンD3は、表皮細胞の増殖抑制と分化誘導作用の他に、炎症性サイトカインの調節など

多様な作用を有します。

ビタミンD3外用薬は表皮細胞の異常増殖と分化を正常化させます。

適応性  乾癬ほか

       種々の炎症性角化症など  

       軽症から中程度の乾癬治療の第一選択薬となっています

 

主な副作用   高カルシウム血症

          塗布時のピリピリ感    

          各製品添付文書には、1週間または1日の使用上

          限量が記載されています。

 

 ステロイド外用薬とビタミンD3外用薬をうまく組み合わせることで治療効果を高め、

 かつ副作用発現リスクを軽減することが可能です。

 

 

 組み合わせ例    朝晩で塗りわけ 、または 混合  

              ステロイド  +  ビタミンD3

                      ↓

               ビタミンD3    ステロイド

                      ↓

                                                   ビタミンD3

            ステロイド外用薬で早期に寛解導入し、徐々にビタミンD3外用薬に移行する

    方法が用いられます。  (シークエンシャル療法)