[ 2013/06/07 ]
抗真菌外用薬の適正使用
抗真菌外用薬は、真菌の細胞壁に結合、または細胞壁の生合成を阻害することで真菌の増殖を抑制します。 適応性 白癬 、 カンジダ症 、 癜風他、 種々の真菌感染症 主な副作用 接触皮膚炎、 掻痒
抗真菌外用薬 イミダゾール系 白癬 カンジダ症 癜風 チオカルバミン系 白癬 癜風 ベンジルアミン系 白癬 癜風 アリルアミン系 白癬 カンジダ症 癜風 モルホリン系 白癬 カンジダ症 癜風
イミダゾール系は抗真菌域が広く、白癬、カンジダ症ともに適応があります イミダゾール系以外の系統は、特に白癬菌に対する抗菌力が強化されています
OTC薬と医療薬(over the counter) OTC薬を使用していたが、症状が改善されなかった為に来院する患者が多くいます。 改善しない理由と「しては、OTC薬は医療用薬に比べて主成分の濃度が低い場合や、 患者の外用量や外用期間が適切でないケースもあります。また、OTC薬は主成分以外に 殺菌薬や消毒薬や消毒薬などが含まれている場合があり、接触皮膚炎を起こしやすくなります。 OTC薬と同じ製品であることに不安に思う患者に対してはOTC化されていない薬剤を選択する ことも有用です。
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