[ 2013/07/08 ]
皮脂欠乏性湿疹
疾患 加齢などが原因で表皮の保湿因子(皮脂膜、天然保湿因子、セラミド)が減少するとドライスキンに なります。 ドライスキンはバリア機能が低下した状態であり、外部刺激や痒みによる掻破が加わると皮脂欠乏 性湿疹を発症します。 冬季、下肢に好発し、皮膚がカサカサしてはがれ落ちたり、ひび割れたりします。
治療 保湿剤の外用が基本になります。 エモリメント効果 被膜形成 ワセリンなど モイスチャライザー効果 角層内で水分保持 へパリン類似物質など
掻破により湿疹化した部分に対しては、ステロイド外用薬を使用します。 ドライスキンに伴う痒みに対しては抗ヒスタミン薬を内服します。
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