[ 2013/07/11 ]
熱中症 症状
症状 1度 熱失神・熱痙攣・現場での応急処置で対応できる軽症 めまい、失神、筋肉痛、こむら返り、大量の汗
2度 熱疲労・病院搬送が必要な中毒症 頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐(おうと)、倦怠(けんたい)感、虚脱感
3度 熱射病・入院して集中治療が必要な重症 意識障害、痙攣、手足の運動障害、体に触ると熱い位の高体温
なぜ、熱中症が起きるのか ? 人の体は暑さを感じると、皮膚に血液を多く流したり、汗を出して体温を下げています。 血液には、熱を運ぶ役割があり、皮膚を流れる血管を通るときに熱を外に出しています。 汗は、体から蒸発する時に体の熱も一緒に放出しています。 これで人は体温を一定に保っているわけです。 しかし、気温が高い状態が長く続くと、大量に発汗して水分や塩分が失われ、血液中の水分を 奪い、汗が出なくなったり臓器に流れる血液量に影響を与えます。 また、温度が高いと、汗が蒸発せず、皮膚の表面になまり、熱がこもったままになることがありま す。 こうしたことにより、熱中症の症状を引き起こされています。
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