[ 2013/09/26 ]
白血病 3
白血病の主な種類 進行速度や増殖する細胞の種類により分類 白血病は、病気の進行速度や増殖する細胞の種類により分類されます。 急激に進行する急性白血病では、造血幹細胞あるいは非常に未分化な細胞に異常が起きます。 これらの細胞から作られる白血病細胞は特定の段階で分化しなくなるため、本来の機能を持たず、 初期より、貧血、発熱、出血傾向の症状が現れます。 一方、進行が穏やかな慢性白血病では、造血細胞に異常が起きますが、分化の過程は正常です。 その為、ほぼ正常な機能を持つ血液細胞が作られますが、造血幹細胞が無秩序に増殖し、骨髄を 埋め尽くす結果、成熟細胞の血液細胞が血液中に放出されてしまいます。 ただし、これらの血液細胞は、それぞれの機能をある程度持っているため、初期では、急性白血病 のような症状は見られません。
主な白血病の種類 急性骨髄性白血病 慢性骨髄性血血病 急性リンパ性白血病 慢性リンパ性白血病
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