また、白血病の発症頻度は、10万人に毎年約7人です。

　　白血病を含めた「がん」は、遺伝子に傷がつくことで発症すると考えられています。この遺伝子に

　　傷をつける原因の一つが、放射腺の被爆です。それ以外の白血病の原因は、完全に解明されて

　　いません。

　　白血病の発症頻度は、国立がん研究センターがん対策情報センターの2006年の集計(地域がん

　　登録全国推計値)によると、人口10万人あたり毎年7.3人で　男性8.9人、女性5.9人で男性の方が

　　高くなっています。なお、過去5年間、高齢者人口の増加に伴って発症人数は増加傾向にあります

　　が、各年齢層での発症頻度はほぼ一定に推移しています。