[ 2013/09/28 ]
白血病 5
原因 様々な原因により、遺伝子が傷つくことで発症 白血病を含む「がん」は、遺伝子に傷がつくことで発症します。 遺伝子に傷がつく原因としては、放射線の被ばく、ベンゼンやトルエンなどの化学物質などへの ばく露があげられていますが、完全には解明されていません。 また、「ダウン症候群」などの生まれながらにして遺伝子に異常を持つ病気では、白血病の 発症頻度が高いことが知られています。
発症頻度 慢性骨髄性白血病は10万人あたり毎年0.5〜1人程度に発症 日本において白血病は、人口10万人に毎年7人程度発症しています。 一方、慢性骨髄白血病の発症は、10万人に毎年0.5〜1人程度であり、人数にすると 600〜1200人となります。 なお、総患者数は約8000人で、高齢者人口の増加に伴う発症人数の増加と治療の進歩に よる死亡率の低下により、増加傾向にあります。 また、年齢別の発症頻度をみると、白血病全体では大きな差がないものの、慢性骨髄白血病 は、小児ではまれで、60歳を超える頃から増加します。
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