[ 2013/10/09 ]
マルク Mark とは
マルク 骨髄液を採取するための検査です。その名称は、ドイツ語の骨髄という意味である Knochenmarkを略したもので、骨髄穿刺とも呼ばれます。 マルクにおいては、局所麻酔の後に、腸骨(腰の骨)または胸骨(胸の中央にある骨) に骨髄穿刺針を刺し、骨の中にある骨髄液を吸引します。針を刺す時は、麻酔を行って いるため、さほど痛みを感じることはありませんが、麻酔は骨の中までは効かない為、 骨髄液を吸引するときに鈍痛を感じることがあります。 骨髄液には、造血肝細胞のほか、血液細胞が作られる過程の細胞も含まれるため、 血液の病気が疑われる場合にマルクはもっとも有効な検査です。 骨髄液中の細胞の数や種類を調べるとともに、染色体検査や遺伝子検査が行われます。 これらの検査によって、白血病の診断、治療効果の確認が行われます。
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