[ 2014/01/28 ]
ノロウィルス・ロタウィルス 7
毎年11月頃から翌年5月頃にかけて、乳幼児から成人・高齢者にいたる幅広い年齢層で感染層で感 染症胃腸炎が流行します。 感染症胃腸炎は嘔吐・下痢・腹痛を主要症状とする症候群であり、感染症発生動向調査の対象疾患 となっています。 感染症法では、5類感染症に分類されています。 細菌が原因になることもありますが、圧倒的に多いのは、ウィルスが原因となるウィルス性胃腸炎で す。 その大半を占めるのが、ロタウィルス胃腸炎とノロウィルス胃腸炎です。 ロタウィルス胃腸炎に対しては、2011年以来、ワクチンが販売されるようになりました。 これから、病態、治療・予防法を説明してまいります。 |