[ 2014/7/11 ]
検査の内容と検査結果の見方 6
呼吸機能検査(スパイロメトリー) %肺活量、1秒率 鼻をクリップでつまんで息を大きく吸い込み、マウスピースから思い切り吐き出した空気量を、肺活 量といい、標準値の何%に当たるかを調べます。 また、1秒間に吐き出すことが出来る量(1秒量)が、一気に吐き出したときの肺活量(努力性肺活量) の何パーセントにあたるかを1秒率といいます。 いずれも数値が低い場合は、肺の空気を出し入れする力が弱くなっていることを示します。
%1秒量 %1秒量は、1秒量の測定値と健康な人の標準値な数値(正常予測値)を比較し、どの程度の 割合かを示します。COPDの重症度を判別できます。
肺年齢 肺年齢は、1秒量と、年齢、身長、性別により、計算式に当てはめて算出します。同性同世代の 肺機能と比較し、実際の年齢より高いか低いかで肺の老化度を知ることが出来ます。 COPDの予防と早期発見に効果を発揮します。 |