[ 2014/12/3 ]
ALP(アルカリフォスファターゼ)
ALPは、肝臓、骨、腸、腎臓など様々な臓器に含まれている酵素ですが、胆汁を介して 肝臓から排出されます。これらの臓器に異常があると血液中に漏れ出してくるため、肝機 能や黄疸など肝臓や胆道の異常を判別するのに役立ちます。 通常、AST,ALT検査と同時に行われ、それらに異常がない場合、肝臓、胆道以外の病 気が疑われます。 基準値は、判定法により異なるので施設の基準値を参考にしてください。
340未満 基準範囲 340以上 異常
高値の場合 閉塞性黄疸、胆管炎、脂肪肝、薬物性肝障害 甲状腺機能亢進症、骨腫瘍、骨軟化症 低値の場合 遺伝性ALP血症
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