[ 2015/5/21 ]
聡ビリルビン
とくに黄疸の有無、種類を調べる際に決め手となる肝機能検査です。 黄疸は皮膚や眼球の白目の部分が黄色くなる障害で、血液中のビリルビン(胆汁色素)が 増えるために起こります。ビリルビンは、赤血球のヘモグロビンが分解してできる色素で、 胆汁に多く含まれ、通常は肝臓から胆管を経て排泄されます。ところが、肝臓や胆管に 障害が起こると血液中にとどまり、黄疸が現れるようになります。 この血液中のビリルビンの濃度で肝機能の状態を判別できます。
聡ビリルビン測定値 0,2未満 異常 0,2〜1,3 基準範囲 1,4 異常
この検査結果から疑われる病気 高値の場合 肝炎、肝臓がん、閉塞性黄疸、薬物性肝障害 溶血性貧血 低値の場合 鉄欠乏性貧血
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