[ 2015/6/27 ]
便潜血検査
化学反応を利用するグアヤック法、オルトルイジン法と人のヘモグロビンを検出する免疫学的方法があります。科学的検査では、鉄、牛肉などのヘモグロビンと反応するので食事制限が必要になりますが、消化管のどこから出血しても陽性になります。 免疫学的方法は、食事制限の必要はありませんが、胃や十二指腸からの出血はヘモグロビンが胃酸や腸液で変性するため検出できず、大腸からの出血診断に適しています。両検査とも、痔や生理による血液が混じると陽性になります。
2回とも陰性(−) 基準範囲 1回でも陽性(+) 異常
この検査結果から疑われる病気 大腸がん、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、痔 |