[ 2015/7/29 ]
PET, PET/CT
この検査で分かること PET(陽電子放射断層撮影)は、放射性物質を体内に入れ、からだの中をどのように移動して臓器に集まるかを放射腺量から検出する検査です。脳や心臓の検査のほか、全身の各種がんの診断に効果を発揮していきます。 がんの形や大きさを調べる従来の画像診断に対し、PETはがんの活動や悪性の度合いなどを調べることが出来ます。また、ほかの検査では見つけにくい病変を発見できることも少なくありません。ただし、胃がん、腎臓がん、尿管がん、膀胱がん、前立腺がんなど、一部のがんでは効果が低いといわれています。 CTと組み合わせると画像診断の精度が高くなりますが、CT検査によるX腺被ばくがあります。PETの被ばくは核種により異なりますが、約3.5mSv(ミリシーベルト)、PET/CTは8〜17mSvになります。なお、私たちが自然界から受ける年間被ばく量は2.4mSvくらいとされています。
この検査結果から疑われる病気 各種がん、狭心症、てんかん、認知症
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