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3,中毒症
3,中毒症

中等症は入院して加療を行う。目的は対症療法とともに、さらなる増悪を防止、また早期に対応するためである。入院加療に際しては、隔離された患者の不安に対応することも重要である。


【中等症  呼吸不全なし】

1、安静にし、十分な栄養摂取が重要である。また、脱水に注意し水分を過不足なく摂取させるように留意する。

2、バイタルサインおよび酸素飽和度(SpO2)を1日3回程度測定する、低酸素血症を呈する状態に進行しても呼吸困難を訴えないこともある。

3、中毒症では肺炎を有するが、以下のリスク因子を有する場合、重症化しやすいことが知られている。

4、喫煙者は禁煙が重要である。

5、一般血液、尿検査、生化学検査、血液検査、凝固関連、血液培養などを必要に応じて行う、リンパ球数の低下、CRP,フェリチン、Dダイマー、LDHなどの上昇は重症化あるいは予後不良因子として知られている。

6、血液検査や肺炎の画像所見から細菌感染の併発が疑われる場合は、喀痰検査ののち、エンピリックに抗菌薬を開始する。

7、発熱、呼吸器症状や基礎疾患に対する対症的な治療を行う。

8、抗ウイルス薬の投与が考慮される。