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お薬と食べ物の相互作用2
相互作用にかかわる主な薬剤

 カルシウム拮抗薬、高脂血症治療薬、催眠鎮静剤、精神神経薬

カフェイン

飲んでいる薬の作用や副作用を強めてしまう食品の緑茶とコーヒーの写真。カフェインを含む飲み物は服用する薬により相互作用が異なります。

 緑茶、紅茶、ウーロン茶、コーヒーなどカフェインを含む飲み物は服用する薬によって作用が異なります。

 精神神経薬、ベンゾジアゼピン系薬では体内のカフェインの分解を抑えることで中枢神経刺激作用(神経過敏、いらいら、不眠など)が現れることがあります。

 強心・気管支拡張薬キサンチン系薬では中枢神経刺激作用が増強することがあります。またカフェインがテオフィリンなどの体内代謝を抑制することもあります。

チーズ、ワイン

飲んでいる薬の作用や副作用を強めてしまう食品のチラミンを大量に含むチーズとワインの写真。薬剤との相互作用にチラミン中毒である、顔面紅潮、頭痛、急激な血圧上昇などの症状が現れることがあります。

 薬剤がチーズやワイン、ビール、そらまめに大量に含まれるチラミンの分解を妨害するため、チラミン中毒(顔面紅潮、頭痛、急激な血圧上昇など)が現れることがあります1)

相互作用にかかわる主な薬剤

消化性潰瘍治療薬、抗結核薬、精神神経薬三環系抗うつ薬

アルコール

 アルコールは多くの薬と吸収や代謝などの段階で影響し、血中濃度を大きく変動させるので、アルコールでの服薬は避けます。

相互作用にかかわる主な薬剤

 精神神経薬、糖尿病用剤、解熱鎮痛剤

飲んでいる薬の作用や副作用を弱めてしまう食品

クロレラ、納豆、緑黄色野菜

 クロレラ、納豆、緑黄色野菜にはビタミンKが多く含まれています。抗血栓薬であるワルファリンは肝臓でビタミンK依存性の血液凝固因子を阻害することで、抗凝血作用、血栓形成の予防作用があります。ビタミンKを多く含む食品を摂取すると、薬の効果を弱めてしまい、血液凝固が起こりやすくなります。ただし緑黄色野菜は通常の食事で摂る量は問題ありませんが、青汁などで1度に摂取する場合には控えます。