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お薬と食べ物の相互作用3
相互作用にかかわる主な薬剤

 抗血栓薬

牛乳、ヨーグルトなど乳製品

飲んでいる薬の作用や副作用を強めてしまう食品の乳製品の写真。抗菌薬の成分が、カルシウムと結合して薬の吸収や作用を低下させます。

 抗菌薬(ニューキノロン系、テトラサイクリン系、セフェム系)の成分が牛乳のカルシウムと結合して薬の吸収や作用を低下させます。服薬後2時間程度は乳製品の摂取は控えます1)

 また、消化性潰瘍薬や骨粗鬆症(こつそしょうしょう)薬では高カルシウム血症などの副作用が現れることがあります。

サプリメントなどの健康食品

 また、サプリメントなどの健康食品の成分も医薬品と相互作用が現れます。医薬品との相互作用のある健康食品は、セントジョーンズワート、トウキ、ニンニク、ビンロウジ、イチョウ、朝鮮人参、カバ、ピペリン、タンジン、マリアアザミ、ノコギリヤシなどです3)

炭酸飲料・清涼飲料水4)

 その他、コーラなどの炭酸飲料(pH2.5〜2.9)や清涼飲料水(pH3〜4)などの酸性飲料は医薬品によっては相互作用があります。たとえば、アスピリンを酸性飲料で服用すると通常よりも吸収が遅くなります。また、一部の抗菌薬剤では吸収が早くなり、血中濃度の上昇で副作用が現れます。オレンジジュースなどの酸性飲料では薬の苦味が増すこともあります。

相互作用を起こさないためにはどうすればよいか

 医師の指示に従って服用していれば問題ありませんが、調剤薬局やドラッグストアで薬をもらう時には薬剤師に処方箋のチェックをしてもらい、食品や食べ物との相互作用はないか確認しましょう。

 お薬手帖を毎回持参し、健康食品を利用するときは必ず確認しましょう。食べ物よりも健康食品は1回に摂取する量は少なくても、薬と相互作用を起こす成分が多く含まれていることもあります。

 健康食品(サプリメント含む)は似たような商品でも、含まれている成分は異なります。わからない時は必ず薬剤師に確認してもらいます。


長寿科学振興財団 健康長寿ネットより