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熱中症とは3

熱中症の症状と重症度

熱中症は、軽い症状から命に関わる重症なものまで、段階的にいくつかの症状がみられます(下表参照)。
軽いものでは、立ちあがったときなどにクラッとする立ちくらみや、呼吸や脈が速くなる、くちびるのしびれなどがあらわれることがあります。
また、大量の汗をかいて体内の水分と塩分が不足すると、腕・腹・足などの筋肉に痛みを伴うけいれんが起こることがあります。
他にも脱水症状によって、だるさ・頭痛・めまい・吐き気などの症状が見られることも。

分類症状重症度
I度

めまい・失神
「立ちくらみ」という状態で、脳への血流が瞬間的に不充分になったことを示 し、“熱失神”と呼ぶこともあります。

筋肉痛・筋肉の硬直
筋肉の「こむら返り」のことで、その部分の痛みを伴います。発汗に伴う塩 分(ナトリウムなど)の欠乏により生じます。これを“熱けいれん”と呼ぶこと もあります。

大量の発汗

軽度
II度

頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感
からだがぐったりする、力が入らないなどがあり、従来から“熱疲労”、“熱疲弊”と言われていた状態です。

中度
III度

意識障害・けいれん・手足の運動障害
呼びかけや刺激への反応がおかしい、からだにガクガクとひきつけがある 、真直ぐ走れない・歩けないなど。

高体温
からだに触ると熱いという感触です。従来から“熱射病”や“重度の日射病 ”と言われていたものがこれに相当します。

重度